埼玉県比企郡の電気屋です。埼玉を中心に、群馬、東京の電気工事を承っております。分電盤の交換、センサーライト設置、屋外電源設置、EV充電器設置などご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。24時間365日、LINEの友だち追加よりメッセージを送れます。ご返信は確認次第させていただきますので、しばらくお待ちいただけると幸いです。

🔌【徹底解説】MCCB(配線用遮断器)とは?Molded Caseの意味と用途を初心者向けに解説

mccb あれこれノート
mccb

1. MCCBとは?

MCCBは Molded Case Circuit Breaker(モールドケース・サーキット・ブレーカー) の略で、日本語では「配線用遮断器」と呼ばれます。
過負荷や短絡(ショート)による異常電流から回路と設備を守るためのブレーカーで、工場・ビル・商業施設はもちろん、住宅の主幹ブレーカーとしても広く使用されています。


2. 「Molded Case(モールドケース)」の意味

  • Molded(モールド):樹脂を金型に入れて一体成形したもの
  • Case(ケース):装置を覆う筐体

MCCBでは、絶縁性の高い樹脂ケースを使用し、内部の電気回路を完全に密閉しています。
これにより以下のメリットがあります:

  • 感電や漏電を防ぐ高い安全性
  • ほこりや湿気から内部を守り耐環境性が高い
  • 金属製ケースより軽量・小型化が可能

👉 Molded Caseは、MCCBが 頑丈で信頼性の高いブレーカー であることを示す重要なキーワードです。


3. MCCBの役割と使われる場所

MCCBは次のような場面で使用されます。

✅ 過負荷保護

  • 許容量を超えた電流が長時間流れた場合、配線の過熱や火災を防ぐために遮断。

✅ 短絡(ショート)保護

  • 瞬間的に大電流が流れた場合、電磁トリップで即座に遮断。

✅ 使用場所

  • 工場・ビルの配電盤
  • 商業施設の動力回路(モーター、大型機器)
  • 住宅の分電盤の主幹ブレーカー

4. MCCBの仕様と特徴

  • 定格電流:15A〜2,500A(広範囲に対応)
  • 遮断容量:10kA以上(短絡電流に強い)
  • 動作方式:熱動作(バイメタル)+電磁動作(コイル)
  • 調整機能:一部機種ではトリップ値を調整可能
  • 極数:単相2P、三相3Pが一般的

5. MCCBとMCBの違い

項目MCCB(配線用遮断器)MCB(小型ブレーカー)
用途主幹・動力・大電流回路家庭の各回路(照明・コンセント)
定格電流15A〜2,500A6A〜60A程度
遮断容量10kA〜数十kA数kA
構造モールドケース(樹脂一体成形)小型で簡易構造
トリップ調整調整可能な機種あり固定

6. まとめ

MCCB(配線用遮断器)は、モールドケースで密閉された高耐久・高性能ブレーカーです。
「Molded Case」は、安全性・耐環境性・高い遮断能力を示す言葉で、工場やビルの大電流回路はもちろん、住宅の主幹ブレーカーでも多く使われています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました