「急に電気が消えた!」「またブレーカーが落ちた…」
こんな経験、ありませんか?
ブレーカーが落ちる(切れる)のには必ず理由があります。
原因を知っておけば、慌てず対処できますし、再発も防げます。
この記事では、一般家庭でよくある原因と、その対策をわかりやすく解説します。
そもそもブレーカーって何?
ブレーカーは家の電気の安全装置です。
電気の流れが通常より多くなったり(過電流)、漏電したとき、自動的に電気を止めてくれます。
つまりブレーカーが落ちるのは 「家を火災や感電から守るため」 です。
ブレーカーが落ちる主な原因
1. 使いすぎ(過電流)
ドライヤーや電子レンジ、エアコンなど消費電力の大きい家電を同時に使うと、回路に流れる電気が多くなりすぎてブレーカーが落ちます。
とくに冬や夏は暖房・冷房で電気を多く使うため、起こりやすいです。
2. 漏電
どこかで電気が漏れていると、漏電ブレーカー(漏電遮断器)が作動し、電気を止めます。
- 経年劣化した配線
- 傷んだコンセント
- 屋外にある機器への雨の侵入
などが原因になることがあります。
3. 短絡(ショート)
電線同士が直接触れ合うと、一気に大量の電流が流れショート(短絡)を起こし、ブレーカーが落ちます。
コンセントに水が入ったり、釘を打ち込んだ場所に配線があったりすると思わぬショートの原因になります。
対策とポイント
✅ 家電を同時に使いすぎない
ドライヤー・電子レンジ・エアコンなどは一つの回路で同時に使わないようにするのがポイント。
キッチンとリビングが同じ回路だと、電子レンジ+掃除機だけで落ちることもあります。
✅ 定期的に漏電チェックを
漏電ブレーカー(感度付きの主幹ブレーカー)には「テストボタン」がついています。
半年に1回くらい押してみて正常に落ちるかチェックしましょう。
✅ 古い家は一度電気点検を
築30年以上の家は、配線が古くなっていたり容量不足の可能性があります。
電気工事店に依頼して点検してもらうと安心です。
それでも頻繁に落ちるときは?
- 回路を分ける(分電盤の回路を増やす)
- コンセントや配線を交換する
- 漏電箇所を調べて修理する
などの工事が必要な場合があります。
放置すると火災や重大事故になる恐れもあるので、気になる場合は早めに専門業者に相談しましょう。
まとめ
ブレーカーが落ちるのは、
- 家電の使いすぎ
- 漏電
- ショート(短絡)
が主な原因です。
「最近よく落ちるな」と感じたら、一度電気工事店に相談するのがおすすめです。
ブレーカーの種類ってどんなものがあるの?
一般家庭の分電盤には、大きく分けて3つのブレーカーがあります。
🔌 1. 主幹ブレーカー(漏電遮断器)
家全体の電気をまとめて管理しているブレーカー。
大きな電気の使いすぎや漏電があると落ちます。
最近のものはほとんどが「漏電遮断器」になっていて、漏電があれば自動で電気を止めます。
💡 2. 分岐ブレーカー(配線用遮断器)
リビング、キッチン、エアコン用など回路ごとに分かれたブレーカー。
その場所や家電の使いすぎで落ちるのは、この分岐ブレーカーです。
⚡ 3. 漏電ブレーカー(感度付きブレーカー)
主幹に組み込まれていることが多いですが、古い家では分岐側にも付いていることがあります。
漏電すると赤い表示が出て落ちます。
ブレーカーが落ちた時の復旧方法
落ちたときは慌てず、以下の手順で対応してみてください。
✅ 手順1:どのブレーカーが落ちているか確認
- 主幹(家全体の大きいスイッチ)が下がっていれば、家全体で電気が止まっています。
- 小さいブレーカーだけ下がっていれば、その回路だけがオフになっています。
✅ 手順2:ブレーカーを上げる
- 下がっているレバーを上げてみましょう。
- 主幹を先に上げ、その後分岐を一つずつ上げると原因を見つけやすいです。
✅ 手順3:すぐにまた落ちる場合
- その回路に差し込んでいる家電を全部抜いてください。
- それでブレーカーが上がれば、家電の故障が原因です。
- 家電を1つずつつなげて原因を特定しましょう。
⚠ 何度も落ちる・すぐに落ちる場合は
漏電や配線のトラブルが疑われます。
安全のため、 自分で無理に復旧せず、電気工事業者に連絡してください。
工事や修理にかかる費用の目安
原因や規模によって大きく変わりますが、参考にしてください。
| 内容 | 目安金額(税込) |
|---|---|
| コンセント交換(1ヶ所) | 約5,000円~8,000円 |
| 分岐ブレーカー増設(配線工事含む) | 約15,000円~30,000円 |
| 漏電調査 | 約10,000円~20,000円 |
| 漏電修理(小規模) | 約10,000円~30,000円 |
| 分電盤交換 | 約60,000円~120,000円 |
※あくまで一般的な目安です。家の構造や状況、配線の長さによって大きく変わることがあります。
まとめ:安心のために早めの相談を
- 家電の使いすぎが原因なら使い方を見直すだけで済みますが、
- 何度も落ちる、急に落ちるようになったときは 漏電や配線トラブルのサイン です。
火災になる前に、地元の電気工事店へ点検・修理を依頼しましょう。


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