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PCBとは何か?電気機器に使われた有害物質とその現在の扱い

照明器具 あれこれノート

🔬 PCB の正式名称

Polychlorinated Biphenyls(ポリ塩化ビフェニル)
(日本語では「ポリ塩化ビフェニル類」と呼ばれます)


🧪 特徴

  • 化学的に非常に安定(熱や酸化に強く、分解されにくい)
  • 電気絶縁性が高い(電気を通さず、絶縁油に最適)
  • 難燃性(燃えにくい)
  • 油状の液体(常温で液体のものが多い)

こうした性質から、かつては
✅ 変圧器(トランス)
✅ コンデンサ
✅ 蛍光灯などの安定器の絶縁油
として広く使われました。


⚠️ なぜ問題になったの?

PCBは 自然界で分解されにくく、体内に蓄積(残留性) するため、
人や動物の健康に悪影響(肝障害、発がん性の疑い、皮膚障害など)を及ぼすことがわかりました。

そのため

  • 1972年に製造・新規使用が日本で禁止
  • 現在は厳格な保管・処理義務が法律で決められています。

① PCB使用の背景と対象器具 🧪


② 法規制・処分期限


③ 現在の調査・廃棄状況


④ 保管・処理フロー

  1. 調査:銘板や記録よりPCB有無判別 → 判別困難なら含有扱い。
  2. 届出:自治体へ所有・保管状況を報告(特に事業者建物)。
  3. 保管:漏洩防止・マニフェスト管理の上、適切に保管。
  4. 処理:高濃度機器はJESCOの指定施設へ、低濃度は地方許可業者へ jlma.or.jp+1kankyo.metro.tokyo.lg.jp+1city.funabashi.lg.jp.e.ce.hp.transer.com+1jwnet.or.jp+1chm.pops.int+2meti.go.jp+2jesconet.co.jp+2

⑤ リスクと発見事例


⑥ 事業者や自治体がやるべき対策

  • 対象の特定:昭和52年以前に建築された共有部/事業用施設を中心に調査。
  • 専門員による調査:電気主任技術者等の専門家と安定器を確認/銘板調査。
  • 届出と報告:各自治体の調査票で報告、未処置の場合は早期対応。
  • 保管と処理:マニフェスト管理で指定業者に引き渡し、安全処理。
  • 分別の徹底:非PCB安定器の分別で処理費用の節約が可能 city.naha.okinawa.jpcity.utsunomiya.lg.jp

✅ 結論まとめ

  • PCB含有安定器は1977年以前製造分に集中し、以降はほぼ流通していません。
  • しかし、古い施設に未処理の照明器具が残存し、破裂などの事故リスクが続いています。
  • 各自治体・事業者は調査・届出・処理の法的義務を負っており、2023年の法定期限以降も継続協力が求められます。
  • 専門家による調査・銘板確認が鍵であり、適切に分別・処理することで安全確保とコスト節減が可能です。

ご自身の施設やお住まいで昭和52年以前の照明器具が残っていれば、まず「銘板を確認→専門家相談→自治体届出→専門業者で査定・処理」の流れで進めるのが確実です。

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