ブレーカー増設とは、既存の分電盤(配電盤)に**新たな回路(分岐回路)**を追加することです。これにより、電気容量の不足や特定回路の過負荷を防ぐことができます。
✅ ブレーカー増設の主な目的
| 用途 | 内容 |
|---|---|
| コンセントの増設 | 特定の部屋に家電が集中する場合 |
| エアコン専用回路 | 新たにエアコンを設置する場合(100V/200V) |
| IH・電子レンジ・食洗機などの専用回路 | 消費電力の大きい家電用 |
| 太陽光発電やEV充電器用 | 特殊な設備を導入する際 |
🚨 増設前のチェックポイント
- 分電盤に空きがあるか
- 空いていない場合、分電盤ごと交換が必要なことも。
- 主幹ブレーカーの容量は足りているか
- 容量オーバーなら主幹も容量アップが必要。
- 電気工事士による施工が必要
- 増設は「第2種電気工事士」以上の資格が必要。
- 建物の配線図や使用状況の確認
- 分岐回路ごとの使用状況や負荷バランスを確認。
🛠️ ブレーカー増設の基本手順
- 現地調査と負荷計算(電気使用量の確認)
- 分電盤の確認(空き・容量・構造)
- 増設用の分岐ブレーカー設置
- 新回路への配線工事
- 絶縁・導通試験、動作確認
- 必要に応じて電力会社へ申請(主幹変更など)
💰 費用の目安
| 内容 | 費用(税込) |
|---|---|
| 分岐ブレーカー1回路の追加 | 約1万5千円~3万円 |
| 専用コンセント新設(工事込み) | 約2万~5万円 |
| 分電盤交換(必要時) | 約5万~10万円以上 |
| 主幹ブレーカーの容量変更(電力会社申請含む) | 約3万~6万円 |
※距離や条件により変動あり。見積もりを取るのが確実。
⚠️ 注意点・トラブル防止
- DIYは原則禁止(法令違反)
- 過剰な回路増設は危険(主幹容量オーバー)
- 複数ブレーカーが同時に落ちる場合はバランス不良の可能性
- 電力会社への申請が必要になるケースもある
📝 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブレーカー増設とは? | 新しい回路を分電盤に追加すること |
| 目的 | 家電専用回路、コンセント増設、容量分散など |
| 費用目安 | 1回路:約1.5~3万円から(内容により大幅に変動) |
| 必要な資格 | 第2種電気工事士以上 |
| 自分でできる? | できません(要資格) |
| 業者依頼の流れ | 調査 → 見積もり → 工事 → 確認・試験 |


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