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スマートメーターとじゃないやつ|ブレーカーの種類と役割の違い

メーター あれこれノート

「ウチは最近メーターを交換したけど、何が変わったの?」
「スマートメーターってよく聞くけど、ブレーカーはどうなるの?」

実は最近の住宅と昔の住宅では、契約アンペアを守る仕組みやブレーカーの種類が大きく変わっています。
ここでは、スマートメーターが導入されている場合・されていない場合のブレーカーの違いを、わかりやすく説明します。

スマートメーターと従来メーターの違い

現在、多くの住宅で使われている電力量計(メーター)は、スマートメーターへと切り替えが進んでいます。スマートメーターは、従来のアナログメーターと異なりデジタル式で、電力会社が遠隔で使用量を確認したり、契約アンペアの制御を行ったりできる先進的な計器です。これにより、検針員が訪問してのメーター確認が不要となり、月々の検針票がペーパーレスで済むなどのメリットもあります。

さらに、停電情報の即時通知や、電力会社側からの復旧確認が迅速に行える点も大きな利点です。これまで、近所で停電があっても「うちだけ?」「どこに連絡すればいい?」と困るケースがありましたが、スマートメーターはこうしたトラブル時に電力会社側がすぐに状況を把握できるため、復旧対応もスムーズです。

スマートメーター普及によるブレーカーの変化

昔の住宅では「サービスブレーカー(契約アンペアを制御する専用ブレーカー)」がメーターの近くに取り付けられていました。これにより、契約アンペアを超えるとブレーカーが落ち、電気が遮断される仕組みです。

しかし、スマートメーターに置き換わることで、このサービスブレーカーの役割をスマートメーター自体が持つようになりました。万一、契約アンペアを超えて電気を使いすぎた場合には、スマートメーターが遠隔的に遮断を行い、また電力会社の操作で復旧させることが可能です。

これに伴い、最近の住宅分電盤(ブレーカーボックス)には主幹ブレーカーだけが設置されており、契約容量を直接調整するブレーカーはありません。これを知らないと「主幹がアンペアブレーカーだと思っていたけど違った」という方も多いです。


🔌 スマートメーターじゃない家の場合(従来型メーター)

⚡ 1. サービスブレーカー(アンペアブレーカー)

  • 契約アンペア(30A・40Aなど)を超えると電気を遮断するブレーカー。
  • 電力量計(メーター)の二次側(家側)に設置された引込開閉器盤に入っている のが一般的。
  • 電力会社が設置・管理する機器で、これによって契約以上の電流を使えない仕組みです。

⚡ 2. 主幹ブレーカー

  • 家の分電盤の一番上についている大きなブレーカー。
  • 家全体の過電流(使いすぎ)や漏電を検知して電気を遮断します。
  • サービスブレーカーとは別に、家の内部を守るためについています。

⚡ 3. 分岐ブレーカー

  • 分電盤の中で小さなスイッチがずらっと並んでいて、各部屋・用途ごとに電気を守るもの。
  • その回路だけが使いすぎたときに落ちます。

📡 スマートメーターが導入された家の場合

✅ サービスブレーカーが不要に

  • 最近のスマートメーター(計量器)は、契約アンペアを超えるとメーターが自動で遮断します。
  • このため、物理的なサービスブレーカー(アンペアブレーカー)は 原則設置されません

✅ 残るのは主幹ブレーカーと分岐ブレーカー

⚡ 主幹ブレーカー

  • 家の分電盤の一番上にある大きなスイッチ。
  • 家全体の過負荷・漏電を保護します。
  • 主幹に漏電遮断器(漏電ブレーカー)機能がついているのが一般的。

⚡ 分岐ブレーカー

  • 各回路(リビング、キッチン、エアコンなど)を守る小さなスイッチ。
  • 回路ごとの電気の使いすぎで落ちます。

🔍 どちらかわからないときの見分け方

チェックポイント従来型(スマートメーターじゃない)スマートメーター導入済み
メーター盤の近くにサービスブレーカーがある×
スマートメーター(デジタル表示)になっている×
契約変更時に物理的なブレーカー交換をしたか×(設定だけで完了)

メーター
スマートメーターとじゃないやつ|ブレーカーの種類と役割の違い 13

右がスマートメータ―

💡 まとめ|時代によってブレーカーの仕組みも変化

家のタイプ契約アンペアを守るものその他の保護装置
スマートメーターじゃない家サービスブレーカー(アンペアブレーカー)主幹ブレーカー、分岐ブレーカー
スマートメーターの家スマートメーター自体が遮断主幹ブレーカー、分岐ブレーカー

最近はスマートメーターが標準になり、物理的なサービスブレーカーはなくなりつつあります。
ただし、家の中の主幹ブレーカー・分岐ブレーカーは変わらず重要な役割を持っています。

トラブル例と対応

最近よくあるご相談は、「スマートメーターに変わってから突然電気が落ちるようになった」というものです。これは、今まで曖昧だった契約アンペアの制御がデジタルで正確になったために起こる現象です。必要以上に電化製品を同時に使うと、すぐに契約容量を超えてしまい、スマートメーターが自動で遮断します。

このような場合は、契約アンペアを見直すか、同時使用する家電の数を調整する必要があります。また、電気を使いすぎていないのに頻繁に落ちる場合は、漏電の可能性もありますので、電気屋に点検を依頼しましょう。

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